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【マインドセット】自分らしい働き方とは【転職】

ふと立ち止まる瞬間

副業を始めた当初は、「本業の収入を少しでも補えたらいいな」「趣味をお金に変えられたら楽しそうだ」と、比較的軽い気持ちだったかもしれません。

ところが副業を続けていくうちに、ある時ふとこんな気持ちが湧いてくることがあります。

「今の仕事、このままで本当にいいのだろうか?」

本業の毎日は変わらず忙しい。だけど、副業では自分の力がダイレクトに評価され、やりがいも感じる。そんなギャップが、少しずつ違和感を生んでいくタイミングがあります。

副業で得たスキルが正当に扱われない

副業で培ったライティングスキルやマーケティング知識、最新のITツールの活用法。これらは本業で「あいつ変わったな」と必ず認知されます。

言葉に出さなくても周りは必ずあなたの変化に気づいています。

でも本業の中では、それらがなかなか評価されない。

古い評価制度の中で、社内の年功序列やルールが優先され、「副業で何をしてきたか」よりも「社内でどう振る舞っているか」が重視されてしまう。

下手をすると嫉妬されて、足を引っ張られる。なんてこともあり得るでしょう。

本業と副業、その“評価の軸”の違いに戸惑う人は少なくありません。

副業一本でやっていく自信はない

そうは言っても、「じゃあ副業だけで生きていく」と決断するのはなかなか勇気がいります。

収入の不安、社会的信用、家族のこと、将来への責任。40代という年齢を考えると、生活のすべてを副業に託すにはまだ不安が残るのが正直なところ。

「副業が楽しい。評価される。でもリスクも怖い。」

この気持ちの揺れこそが、働き方に悩む多くの副業している会社員のリアルです。

でも逆に考えてみてください。副業しなかったらこんなに人生を真剣に考えなかったはずです。

悩みのステージが他の人達とは違う所までいってしまっているだけなんですよね。

もっと自分には価値があるのではないか?

ただ一方で、こうも思うはずです。

「もっと自分にできることがあるんじゃないか?」
「本業の枠に収まるために、自分を小さくしていないか?」

副業を通じて自分の可能性や市場価値に気づいたからこそ、「自分らしい働き方」について考えたくなるのです。

それは、誰かと比べてではなく、自分自身の声に耳を傾けた結果とも言えるでしょう。

転職という選択肢も

副業の延長で転職を考えることは、決して逃げではありません。

今の職場に違和感があるなら、より自分のスキルや価値を活かせる環境を探すのは自然なことです。

特に副業で得た経験は、履歴書以上に説得力のある「実績」となり得ます。

転職は、これまでのキャリアに“副業”という実践経験が加わったからこそ、可能性が広がる選択肢でもあります。

転職活動はノーリスクで始められる

転職」にはリスクがある。確かにそうです。

でも、「転職活動」はノーリスクです。

  • 求人情報を見てみる
  • 転職サイトに登録してみる
  • エージェントと話してみる
  • 自分の市場価値を知ってみる

これらはすべて、今すぐにできて、誰にも迷惑をかけない行動です。

行動するだけで視野が広がり、何を重視したいのか、自分でも気づいていなかった「働き方の価値観」が見えてくることがあります。

思ったより提示される年収が低かったら転職しなければいいだけです。

転職エージェントとの話はとても有益です。自分の強みを見つけるには彼らとの対話が一番手っ取り早いです。

ちなみに私は転職エージェントからの提示年収が当時の年収より高額ではありましたが、そのまま転職しませんでした。

引越を必要とする場所であった事で妻の仕事の影響や自身の働く場所へのこだわりがあった為、断念しました。

ただ、正直自分の評価を得る事はとても良い経験になりました。35才転職限界説なんて実際の転職業界には無いんだと実感できました。

自分らしい働き方は、探してみて初めて見えてくる

副業をしているからこそ、見える景色があります。


副業を通じて得たスキル・価値観・やりがいが、あなたに「今のままでいいのか?」という問いを投げかけているのです。

「自分らしい働き方」とは、ある日突然見つかるものではないですよね。

でも、疑問を持ち、動き出すことで、少しずつその輪郭が見えてきます。

自分の人生の舵を握っている感覚を一番強く感じる事ができたのは転職活動をしていた時だったと今では思います。